衣笠山・滝頭山
衣笠山と滝頭山は渥美半島のほぼ中央に位置し、標高は300mにも満たないが、変化に富んだ景観は、冬でも快適なハイキングが楽しめ低山の魅力が一杯だ。衣笠山から三河湾一帯の眺めは素晴らしく、弁当を広げるには滝頭山より手前の衣笠山が良い。 
   
   
 衣笠山 滝頭山 
所在地MAP衣笠山地図リンク 滝頭山地図リンク
 ルートの紹介
豊橋鉄道渥美線で35分、三河田原駅が近づいて来ると蔵王山、衣笠山そして滝頭山が見え始めた。終点で下車。まず滝頭公園に向かう。龍泉寺の境内に入って行くと、芭蕉が弟子の杜国を訪れて伊良湖へ向かう途中詠んだ「すくみ行く 馬上に氷る影法師」の句碑があった。

衣笠の森自然公園の案内板から「南の覗」を過ぎて登って行くと、前方に開けた所が見えてきて衣笠山へやって来た。ここまでおよそ35分、展望台から三河湾一帯の眺めは実に素晴らしい。

見晴らしのいい所で、色鮮やかなパラグライダーも見られる。北側の岩場には田原神社奥宮が祀られている。ガスバーナーを組み立て熱いコーヒーを入れ、軽い昼食とした。
           
     
 衣笠山三角点 衣笠山展望台  パラグライダー 
           
 次の目的地・滝頭山へは南に続いている斜面を一旦下り、仁崎峠に出て急な坂を直登するのだが、傾斜はかなりキツイ。登りきるとそこが滝頭山だった。

今下りてきた衣笠山や蔵王山が見える。恐竜の背や滝頭不動滝に寄り道しながら鎌田住宅前まで来ると丁度バス停がある。これを利用して三河田原駅へ戻った。この二つの山は田原セブンマウンテンと呼ばれ、残り五座も歩いてみよう。
           
   
 三河湾 三河湾の向こうに西三河の山々 
 
 蔵王山 仁崎峠の滝頭山登山口 
 
 恐竜の背から三河湾方面  滝頭山、衣笠山、蔵王山遠望
     
 龍泉寺境内の芭蕉句碑  衣笠の森自然歩道入口 三河田原駅