屏風山
標高794mの屏風山は岐阜県瑞浪市と恵那市との境、屏風山系に位置し、南北に8座の700m級の峰々が並んでおり、標高は低いがいくつかのコースが選べ、静かな山歩きが楽しめる。山上には東濃地方の湿地のなかでも最大級の黒の田東湿地があって、春先にはノカンゾウ、夏にはサギソウやトキソウ等が見られる山でもある。
 中央アルプスの末節・木曽山系「屏風山」に登る  
   
      屏風山山頂 
 コースタイム/大草登山口(20分)鉄塔(30分)大曲ルート分岐(20分)屏風山山頂(15分)大曲分岐(30分)登山口
所在地MAP 地図リンク
ルートの紹介 
2月の第1週目は近郊の屏風山へ出かけた。国道19号線から県道20号線・下小里の信号を左折し進むと、前方にちょうど屏風を立てたような山容の屏風連山が見え始めた。おおくさ橋のたもとの案内板を目標に大草集落の民家の脇を100mも行った瑞浪コミュニティーバス・萩原大草のバス停の先に登山口があった。

林道脇に駐車し準備して出発。沢にかかる丸太橋を渡り、しばらく斜面を登って行くのだが、ほんの20分程で鉄塔の前まで来ると、初めて北西方向に展望が開け、瑞浪、土岐市街を見渡せた。ジグザグの登山道の傾斜はかなりキツイが、尾根に出ると百曲りコースからの登山道が出てくる。

ここまでおよそ50分、腰掛岩に腰を下ろし小休止。ここから見えるはずの御嶽山はあいにく雲に隠れ全く見えない。コシアブラの木が目立つ登山道を進むと展望台との分岐に出た。せっかく来たのだから展望台まで行ってみると登山口の大草集落が一望でき、側に大草区の永王権現が祀られていた。
 
     
 腰掛岩から東方面 屏風連山最高峰・八百山  頂上までもう少し 
           
◆ 斜面を登りきると八百山。その名のとおり標高は800m、目的の屏風山より少しだけ高い位置にあって、屏風連山の最高峰だが、周囲は林に囲まれ展望は無い。途中「もう少し」などと書かれた案内板もあって、この後すぐ頂上に来た。

屏風山の山頂部は広く、東に開けた向こうに霞んで見えるのは恵那山だが、相変わらず雲が多く見晴らしは良くない。どうせ待っていても天候の回復は期待できそうもないから出直した方が良いだろう。風が冷たく三角点を確認して引き返した。
           
   
 展望台から大草集落 展望台・永王権現 
 
 展望台分岐  登山道
     
 登山道  登山道 登山道 
     
 登山口 丸太橋   屏風山指導標